2007年02月04日
天麩羅 なかがわ の天ぷらとクラシックラガー
どうしてもおいしい天ぷらが食べたくなった。値段が高すぎず、おいしい天ぷらを出してくれる店をネットで探したら築地にある、なかがわというお店が見つかった。
店はこじんまりとしていて店主の目がすみずみまでわたりいく程度。
ドリンクメニューを聞くとビールは中ビンの一番絞りとクラシックラガーのみとのこと。
うっ、樽生はないのか!?とがっかりしたが、そんな心配は無用であった。
なんとグラスではなく陶器のタンブラーででてきたのだ!!
サイズがちょうどよく、泡の持ちが非常によい。泡がビールを酸化から守ってくれるので、じっくりゆっくり飲みたいときにはうってつけなのだ。
しかもビールの製造日をみると1月上旬と非常にフレッシュ!へたな居酒屋の樽生よりずっとおいしくいただけた。
ちなみに天ぷらにはホップの苦みが効いたクラシックラガーの方がおいしいと思う。
つけだしとして出された菜の花をつまみにぐびぐびやっていると、いきなりの先制攻撃!最初っからの主役級のエビの登場!さくっとした軽いころもの歯ざわりにつづく半生のエビの食感!衣で味をごまかすのではなく、衣が小ぶりなエビのうまさを引き立てるためいい感じのアシストをしている。
最初っから全力疾走だ!
量が少なめの6000円のコースを頼んだのだが量は十分。足りなければアラカルトで追加で注文することをおすすめする。
ほかに特筆すべき具材は、しいたけ。軽い歯さわりの衣を突き刺すと舌に絡み付くねっとりとした肉厚なしいたけ、そして油とうまみの詰まったシイタケ汁が口に広がる。
王道な具材だが驚いたのはナス。噛んだ瞬間、口の中で溶けてしまうのだ。
追加で頼んだのが、しらうお。 さくっとしたあとホクっとした食感。(しらうおには間違いなく塩があう) ビールのおつまみには最適だ。
どの天ぷらも衣と具材のバランスがすばらしいコンビネーションなのだ。
ついついビールが進んでしまうのでおなかがいっぱいになってしまいそうだが、最後のシメの分は残しておいてほしい。
アオヤギの貝柱のカキアゲを天丼か天茶でいただける。天丼には赤出汁がついてくるが、天茶にはついてこない。ただ天茶の方がうまいかも。
値段が安くはないので頻繁にはいけないが何かのお祝いや自分にご褒美をあげたいときに行くと幸せになれるお店である。
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投稿者 curry : 2007年02月04日 02:27