2006年05月27日
葉山ビールとチーズホタテ
ふと立ち寄ったスーパーに見慣れないビールが。見てみると葉山ビールと書いてある。
鎌倉ビールは聞いたことあるけど、葉山ビールは聞いたことないぞ、と思ってみてみるとどうやら同じ醸造元らしい。520円と安くはなかったので、1本だけ購入。
ラベルを見るとエールと書いてあるので、一緒にあわせるつまみはチーズにしてみた。しかも葉山ビールということで海鮮系のつまみがあうかと思ってホタテチーズを購入。(葉山といえば海、海といえば海鮮なのだ)
今日は日曜日、しかも初夏のいい陽気なので、明るいうちから晩ご飯前にのんじゃいますよ。
日本のビールでありながらレトロなヨーロッパ風の品のあるデザイン。さっそくいただきます。
おや、一口飲んで感じたのは、エールらしからぬすっきりさ。甘さを感じるのだけど、アーモンドっぽいからっとした甘さだ。しかも飲んだ後がエールの割にすごくすっきり。アメリカのエールとかだと飲んだあとのムアーって感じがあるのにこのエールにはまったくそれが感じられない。
すごくフレッシュな感じ、と思って賞味期限を見てみると7/23となっている。このビールは60日間おいしくいただけるそうなので、今日が5/27なので逆算すると作られてから数日しかたっていないということになる。それは新鮮なわけだ。
つくづくビールは鮮度だと思う。
そして一緒に食べるホタテチーズ。おおお、なんと、意外や意外このホタテチーズ激うまではないですか?! スーパーで買ったものだったので侮っていた。チーズを口に含んでかみしめるとホタテの繊維の歯ごたえとそこからでてくる旨味がチーズとまざりあってすばらしい味わいになる。そしてこれがまた葉山ビールにぴったりなのだ。
ぜひとも、江ノ島海岸あたりでこのすがすがしい時期にビール片手にくつろぎたいものだ。
投稿者 curry : 08:49 | コメント (0) | トラックバック (0)
2006年01月04日
マハラジャ ビールと本格インドカレー
アメリカ出張中にインド人の同僚もびっくり おすすめのインド料理Amberにやってきた。 毎回出張にくるたび必ず2回はよる絶品のインドレストランだ。
注文したのは、バターチキンカレー(これが日本人の間で一番評判らしい)とマトンカレー。 ここのカレーは、 スパイスが重厚で美味い。さらにサフランライス、ナンに加えプーリー(ナンを揚げたような感じのもの)もオーダーする。このプーリーがまたビールによくあうのだ。
投稿者 curry : 15:59 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年12月31日
生ハム クラテッロ (クラテルロ) を通販でお取り寄せ
毎週録画している「世界グルメ紀行」(NHK)で紹介されていた最高峰の生ハム、クラテルロ (クラッテロ) 。
なんでも気候の関係上、イタリアのポー川付近でしか製造できない上、豚の尻の肉だけをつかって、丹念に熟成させる。その上、床に白ワインをまいて、その蒸気で熟成させ、仕上げにはおしげもなく、白ワインをかけた布で包んで水分を補給させるという実に手のこんだ生ハム。
しかし問題は、製造期間が限られているので、例え通販であっても売り切れであることが多いのだ。
何度もサイトをチェックしてようやく入荷を確認!ついに届きましたよクラテッロ!
40gの真空パックのものを1980円で購入。パックをあけると、なんと1枚1枚フィルムでハムが包まれている。

40gだと、だいたい6枚くらいのスライスになるようだ。通販サイトによると、食べる前に常温に戻して、脂がでてくるくらいがたべごろとのこと。
普段ならビールな僕ですが、今回ばかりは赤白とワインをハーフボトルで用意。
飲み物も準備がそろって、いよいよいただくそのお味は……
ふ、深い!この味を一言で表現するなら、「熟」だ!
普通の生ハムとは比べものにならないくらい、熟成が進んでいて独特な香りが、すばらしい。
食感は、しっとりとした柔らかさ、そしてかめばかむほど、その熟成された美味みと香りが口の中に広がる。
ただ気になったのは、ハムの端っこの方は堅めなのと、皿の上に長く放置すると味がおちるような気がしたので、早めに食べるのがよいのかもしれない。

こんな感じでガーリックトーストに乗っけて食べちゃったりすると、またこれがうまいんですよ!
クラテッロの塩気と、パンの香ばしさがほどよく混じり合って最高!
せっかく用意したワインは、赤と白どちらかと言えば白の方がクラテッロにはあうような気もする。
クラテッロは、下記サイトからも通販で購入できますが、売り切れの場合も多いです。そんな時には店が出しているメールマガジンなどを購読すると入荷時期を教えてくれます。
投稿者 curry : 02:06 | コメント (3) | トラックバック (1)
2005年09月25日
1万円のカレー、萬カレー食べてきました
カレーミュージアムが1万円の萬カレーを発売するとのニュースが流れた。伊勢エビカレーで1万円というのは聞いたことがあったけど、普通(いや普通ではないが)の1皿のカレーで1万円とは常識をはずれている。
そのニュースを聞いて「これはいかねば!」と思っていた僕の目の前に難関がたちはばかった。
- 大蔵大臣が許してくれなかったので、お小遣いから出さなくてはならない。
ちなみに僕の月のお小遣いは月3万円ですが何か?
- さらに困難だったのは連れを探すことだ。カレーミュージアムでの予約は2名から受け付けだ。連れを探さなくてはならないのだが、誘う友達みんな値段にびびって一緒に行ってくれない。
そんな困難をなんとか乗り越えてようやく究極のカレーにありつけた。
究極のカレーだけあって、食べる場所もVIPルームだ。船室風の部屋に仰々しく案内される。(ちなみにこのVIPルームは、萬カレー以外を食べるときにも1時間600円で使用できる)

そして運ばれてきたのがこちら。ご飯の上にはパセリがのっかっている。パンフレットによるとお米は武川米をつかっているとのこと。まずは通らしく、ご飯の味と食感から試してみる。なるほど、水分がほどほどで確かにカレーに適している味だ。

そしてこちらがルー。写真で伝わるだろうか、このよく煮込まれたルーの感じが。その中にごろごろとでかい肉が入っている。(ちなみに大きめの肉が4切れほど入っていた)ルーの量はご飯に対して贅沢に多めになっている。

そして仰々しくルーをライスの乗せてみる。そしてパクリと食べてみると……。
??これは、フォンドボー??……………と思わせてカレーだ。
この味を説明するのは非常に困難なのだけど、一口食べると口の中に牛肉と野菜の甘みが口の中に広がる。肉も野菜もかなり濃縮されていることがよくわかる。
そして、口の中に広がる、濃厚な肉と野菜のエキスを楽しんだあとにほどよくスパイスが効いてくる。そんな感じだ。
正直辛くはない。40種類ものスパイスが調合されているらしいが、肉と野菜の濃厚さがはじめにでてくるため、スパイスがちょっと負けているような気もしなくはない。

具で固形をとどめているのは、牛肉とにんじんとセロリ。この、にんじんがまた旨い。甘くて柔らかくて、ほくほくしている。
ちなみに肉の断面はこんな感じ。
ステーキの肉ほど大きなサイズのものを煮詰めて、半分くらいのサイズにしたものらしい。

旨い牛肉と言ってもステーキ用の肉を想像しないでほしい。脂身はさほどなく、柔らかいことは柔らかいが、脂のサシが入った柔らかさでなく、たんぱく質としての肉の柔らかさだ。スジはないが、歯ごたえは残っている程度。やはりカレーに入っている肉にはこれくらいの歯ごたえはほしいものだ。
長時間煮詰めたのだろうか、ぎっしりつまっていて肉が濃くて美味い。
おなかが空いていたこともあって、いつのまにか皿は空っぽ。大盛りで食べたかったが、そうすると大盛りは+3000円とかなのだろうか?
でもコースでもなく普通のカレーで1万円だ。一口いくらだろうかと思わず考えてしまう。究極のカレーを味わうには、財力だけではなく、値段を忘れて楽しめるだけの度胸と精神力も必要なのかもしれない。
投稿者 curry : 02:10 | コメント (9) | トラックバック (14)
2005年06月24日
隠しメニューが人気のぱっぷHOUSE (パップハウス)
処女牛という看板を出しているので前々から気になっていた焼き肉やがある。一見小さな焼き肉やに見えるのだが、ネットで、パップhouseの口コミ情報を調べてみると、どうやら相当旨いらしい。しかし、本当に美味いのはこの店の裏メニューとのこと。
値段がのっていない裏メニューのある焼き肉やさんっていったい?!これはいくしかない。
たまたま仕事の仕事の打ち上げがあったので、予約をして行ってみるとあまり広いとはいえない店内だ。しかし、妙に店員さんの数が多い。ほぼ1テーブルに一人はいるのではないだろうか。
早い時間に予約したにも関わらず店内は満員。まずは手始めに表メニュー(タン、カルビ、ロースあたり)から始める。
表メニューの値段は中程度。でも値段の割にいいお肉だ。普通の焼き肉屋さんと考えても十分満足できる質だ。ただ、一皿あたりの量はちょっと量は少ない気もする。
ほどよく表メニューを食べた段階で、店員さんに恐る恐る「例の…う、裏メニューください」と頼んでみると、あっさりと「どのお肉にしますか?」と聞かれる。裏メニューというくらいなのだから、もっと仰々しく反応してほしかった…。どんなメニューがあるかわからないので、とりあえずおまかせすることにした。すると出てきたのがこのカタシンというお肉。

やばいですよ、これはまじやばい。まだ焼く前からよだれでちゃっています。「これは牛の肩の部分の…」とい店員の説明もそっちのけ、もう目が釘付け。ちなみに感じで書くと「肩芯」らしい。
しかも焼くと肉汁と脂がじわっとにじみでてきて、もうほんと反則ですよこれは。

食べてみると…もう脳みそからドーパミンでまくっちゃいますよ!!今まで食べたどの肉とも食感が違う。柔らかくてとろけるようで、肉汁がドバーーっとほとばしる。肉汁の詰まった高野豆腐を食べているような感じ?!
肉は一つ一つ店員さんが焼いてくれる。なるほど道理で店員さんの数が多いわけだ。
続いて頼んだのが、このハネシタ。常温で、脂がとけだしてしまっているのがわかりますか?これもまた、薄くてやわらかくて食感がいままで食べたどのお肉とも異なる。カタシンに比べると、タンパク質的なおいしさである。

当然ビールもがんがんススム。ただ、値段の割にジョッキのサイズが少ないのがちょっと残念。。。
世の中には、僕らの知らないお肉がまだまだあるのだなあということを思い知らされた。未知の肉への探求となった一日であった。
ただしお値段は少々高めで、1人1万円くらい。でもこれって外観のきれいなおしゃれなお店だったら倍はしているに違いない。少なくとも断言できるのは、1万円払っても惜しくない旨さだ!
投稿者 curry : 23:28 | コメント (2) | トラックバック (2)